ご挨拶

副院長

当院は、理事長(院長)である父が当地に開院して50年以上を迎えます。ちょうど私の年齢と同じです。小学校に通う前から出入りしていた診療所ですが、自身が医師になり関西を離れ武者修行する間に、取り巻く環境は大きく変わりました。
例えば、子どもの患者さんが減り高齢者が増えたこと、診療所に面する此花通が開通し交通量が増えたこと、阪神電車が西九条から難波まで延伸し便利になったこと、高齢者医療の担い手として法人内に柴胡苑、桂枝苑、桔梗苑という関連施設ができたこと、そして何より院長も施設も年相応に年輪を重ねました。こうした状況を踏まえ、21年6月より私が、それまでの大学常勤・当院非常勤の生活に終止符を打ち、常勤先としてこの地に戻って参りました。

いわば二代目としての診療活動を再スタートしたわけですが、時代に呼応し改変すべきものが多々あることに気づきました。今回のHPの改変もその一環です。ほかにも電子カルテの導入や院内処方薬剤の見直しなど、早速いくつかの改革に取り組んでおります。一方で10年前から厚労省が進めた医薬分業政策で多くの医院が院外処方に切り替えた中、当院は患者様の利便性を考え院内処方を維持しました。結果的に医薬分業は医療費抑制に結びつかず失敗しましたが、こうした患者様に即したサービス提供の伝統は維持して参ります。
アメリカには、Primary Care Physician(PCP)の名前で、かかりつけ医が制度化され、履歴書にもちゃんと記載欄があります。それだけPCPが地域に浸透し信頼されていることの表れですが、当院も日本版PCPとして、皆様にご贔屓にいただけるように目指して参ります。

今後体勢が安定次第、順を追って禁煙外来、内視鏡検査、心療内科外来なども開設予定ですが、とりあえずの中間目標として、数年以内の本院新館の建設を目指しております。さらに療育機能を持ち本院と連携した児童福祉施設開設も予定しております。
揺りかごから墓場まで…戦後英国の福祉サービスから来た有名な言い回しですが、我々医方会も「おくるみから最期まで」患者様に添い続ける医療法人を目指します。大きな変革を迎える本院に是非ご期待ください。

医療法人医方会副理事長(奧見診療所副院長) 奧見裕邦

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